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小布施の地域景観の特徴は、つまるところ農村集落の素晴らしさです。具体的には長屋門に始まり、納屋、土蔵、母屋、庭が調和する美しさです。それらは建物と敷地がスケール的に非常によいバランスを保っています。さらに、屋根や壁の素材の選択のよさも際立っています。時に見る蚕小屋の形状の美しさも、息を呑むほどです。
今はほとんどトタンで覆われているものの、葛屋根(茅葺きや藁葺きの屋根)が小布施だけで130棟残っているという現実は、注目に値します。ちなみに世界遺産として知られる岐阜の白川郷と富山の五箇山に残る合掌造り家屋は、合わせて200棟だそうです。小布施町に隣接する高山村や須坂市を合わせればいったい何棟になるのでしょう。
こうした古民家の内部を快適なものにし、外観を自然素材に復すことによる景観への寄与は計り知れません。修景事業の活動の場はここにあります。
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