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瓦は何年持つのでしょうか――。手入れを続けていけば1000年以上は持つのです。奈良市の元興寺には天平の甍が現役として屋根に鎮座しています。その瓦は、実に1250年の星霜を経ており、美しさはどこかにあるかといわれれば、瓦の一枚一枚に個性があることに尽きます。そして、均一でないにもかかわらず、全体として見れば統一感と調和感が存在しているところが、素晴らしいのです。
修景事業が目指している地瓦の復活も、狙いはこの美しさの再現にあります。現代のすべての建物に使うとなると、手間やコストの面では採算に合いません。しかし、この表情豊かな地瓦が是が非でも必要となる建物や場所が、どの町にも、どの村にも多々あるはずです。
達磨窯と呼ばれる日本の伝統的な瓦の窯を再現し、地元の土を材料にしたいぶし瓦を生産することは、修景事業の活動に不可欠な要素ですが、これは小布施だけに限らず、全国的にも必要なことでしょう。やがて全国各地で復活するその先駆けたらんと決意しています。
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